箱根で子どもと泊まる宿を探すとき、まず決めたいのは「家族でどんな時間を過ごしたいか」。一緒に温泉に入りたいのか、食事を部屋で済ませたいのか、赤ちゃんの食事や移動を優先したいのかで、選ぶ宿は変わります。
そこでこの記事では、「貸切風呂に家族で入りたい」「赤ちゃんの食事が心配」「5〜6人で同じ部屋に泊まりたい」など、子連れ旅行で気になるポイントから箱根の7宿を比べました。家族に合う宿を探すときの参考にしてみてください。
迷ったらここ|今回の旅行で優先したいことから選ぶ
- 小さい子と貸切温泉を楽しみ、館内で遊ぶ時間も取りたい:箱根パークス吉野。貸切露天風呂と、湯上がり処のキッズコーナーがあります。
- 貸切風呂を無料で使い、食事は部屋で取りたい:鶴井の宿 紫雲荘。貸切家族風呂「男爵の湯」は宿泊者1組40分無料で、一般客室でも部屋食が可能です。
- 部屋の温泉と、子どもの宿泊条件の分かりやすさを重視:箱根料理宿 弓庵。全10室に源泉かけ流し半露天風呂があり、年齢別の料金・食事・寝具条件が明記されています。
- 4~6人家族の部屋を探し、強羅駅から移動したい:メルヴェール箱根強羅。最大6名の客室と駅からの無料送迎があります。ただし、客室露天風呂は温泉ではありません。
- 離乳食や子どもの食事を重視し、公共交通で向かいたい:箱根・芦ノ湖 はなをり。夕食はビュッフェで、桃源台から徒歩でアクセスできます。
- 貸切温泉を予約せず、空いているときに使いたい:箱根七瀬。宿泊者無料の貸切半露天風呂が3室あります。
- 温泉露天風呂付き客室と部屋食を組み合わせたい:ホテル南風荘。両方を備えた宿泊プランから選べます。
箱根の子連れホテル7宿比較
同じ「貸切風呂あり」でも、無料か有料か、いつ予約するかなど使い方はさまざま。部屋食や客室露天風呂も、選ぶ客室やプランによって条件が変わります。気になるポイントを比べながら、家族に合う宿を探してみてください。
| ホテル | 選ぶ理由 | 定員・設備のポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 箱根パークス吉野 | 小さい子と貸切温泉・キッズコーナーを利用したい | 貸切露天風呂3室/湯上がり処にキッズコーナー/大浴場にベビーベッド | 貸切は60分3,300円。来館当日に先着順で予約 |
| 鶴井の宿 紫雲荘 | 無料の貸切家族風呂と部屋食を組み合わせたい | 「男爵の湯」は1組40分無料/一般客室でも部屋食可能/子ども向け食事あり | 貸切の利用時間は到着後に予約。部屋食の条件は予約時に確認 |
| 箱根料理宿 弓庵 | 客室温泉を楽しみ、年齢に合う宿泊条件で予約したい | 全10室に源泉かけ流し半露天風呂/0~3歳の添い寝から小学生まで条件を明記 | 部屋食は別館全室と本館の一部客室。確約プランあり |
| メルヴェール箱根強羅 | 4~6人家族向けの部屋と強羅駅からの送迎を重視 | 和室38㎡・定員2~6名/スイート78㎡・最大6名/ロフトツイン47㎡・最大4名 | 客室露天風呂は温泉ではない。2歳以下の添い寝無料には条件あり |
| 箱根・芦ノ湖 はなをり | 子どもの食事と公共交通でのアクセスを重視 | 夕食ビュッフェ/離乳食・子ども用食器・チェア/桃源台から徒歩アクセス | 離乳食は商品によって提供できない場合あり |
| 箱根七瀬 | 無料・予約不要の貸切温泉を利用したい | 自家源泉かけ流し貸切半露天風呂3室/1回45分程度が目安 | 空いていれば利用可能。15:00~23:00、翌朝6:00~10:00 |
| ホテル南風荘 | 客室の温泉露天風呂と部屋食を楽しみたい | 「風の庵」など複数の客室タイプ/温泉露天風呂付き客室+部屋食プランあり | 客室タイプと食事場所はプランによって異なる |
箱根で子連れホテルを選ぶポイント
貸切風呂は「無料か」だけでなく、予約方法と利用時間も見る
貸切風呂は、あるかどうかだけでなく「いつ予約するのか」も見ておきたいところ。箱根パークス吉野は来館当日の先着順、紫雲荘は到着後に時間を予約、箱根七瀬は予約不要です。子どもの様子を見ながら入りたいのか、食事や就寝時間に合わせたいのかで、使いやすいタイプも変わります。
客室の露天風呂と温泉を区別する
「露天風呂付き客室=温泉」とは限りません。メルヴェール箱根強羅の客室露天風呂は温泉ではないので注意。部屋で温泉に入りたいなら、弓庵やホテル南風荘の対象客室・プランをチェックしてみてください。
子どもの年齢・食事・寝具をセットで確認する
添い寝の扱いと、食事や寝具の有無は分けて確認したい項目です。弓庵は子どもの年齢に応じた条件が明記され、メルヴェール箱根強羅は2歳以下の添い寝無料に条件があります。離乳食が必要なら、はなをりで希望の商品を利用できるかも予約前に確かめておきましょう。
部屋食・定員・移動方法は、実際に予約する条件に合わせる
部屋食対応の宿でも、全客室・全プランで同じとは限りません。また、最大定員だけで判断せず、大人と子どもの人数や寝具の希望を予約画面に入れて確認することが大切です。電車やバスで向かうなら、強羅駅からの送迎や桃源台からの徒歩アクセスなど、到着地点から宿までの移動も選ぶ基準になります。
目的別に選ぶ、箱根の子連れホテル7宿
箱根パークス吉野|小さい子と貸切温泉、キッズコーナーを楽しむ

家族でゆっくり温泉に入りたい。でも、子どもが退屈しない場所もほしい。そんなときに使いやすいのが箱根パークス吉野です。貸切露天風呂が3室あり、湯上がり処には小さい子向けのキッズコーナーもあります。
貸切露天風呂は60分3,300円で、予約は来館当日の先着順。使いたい場合は、到着したら早めに希望時間を相談しておくと安心です。
大浴場にはベビーベッドがあり、赤ちゃん向け・ファミリー向けの宿泊プランも用意されています。子どもの年齢と必要な食事・寝具を照らし合わせて、プラン内容を選べます。
予約前のチェック:貸切風呂の料金を宿泊費とは別に見込み、当日の予約方法も把握しておくと、到着後の動きを考えやすくなります。
鶴井の宿 紫雲荘|無料の貸切家族風呂と部屋食を組み合わせる
貸切風呂も部屋食もほしいなら、鶴井の宿 紫雲荘は分かりやすい選択肢です。貸切家族風呂「男爵の湯」は、宿泊者なら1組40分無料で利用できます。
「男爵の湯」の利用時間は到着後に予約します。無料という点に加え、時間を決めて使う方式なので、食事や子どもの就寝に合わせて空き状況を尋ねてみてください。
一般客室でも部屋食ができ、子ども向けの食事もあります。大浴場にはベビーベッドやおむつ用ごみ箱もあるので、赤ちゃん連れにうれしい設備もそろっています。
予約前のチェック:部屋食を希望することを伝え、選ぶ客室・プランでの食事場所と子どもの食事内容を確認しましょう。貸切風呂の予約は到着後のため、希望時間が取れることを前提にしないようにします。
箱根料理宿 弓庵|全10室の客室温泉と、明確な子どもの宿泊条件

「せっかく箱根に泊まるなら、部屋で温泉に入りたい」という家族なら弓庵。全10室に源泉かけ流しの半露天風呂があり、好きなタイミングで温泉を楽しめます。
子どもの宿泊については、0~3歳の添い寝から小学生まで、料金・食事・寝具の条件が公式に明記されています。年齢だけでなく、「食事を付けるか」「寝具が必要か」も合わせて確認し、家族の利用条件に合う内容で予約しましょう。
部屋食に対応するのは別館全室と本館の一部客室で、部屋食確約プランもあります。客室温泉と部屋食の両方を希望する場合は、確約プランと対象客室を照らし合わせて選ぶと、予約内容が明確になります。
貸切風呂「龍神」もあり、3~4人利用で40分3,000円です。送迎を利用したい場合は、利用条件を予約時に相談してください。
予約前のチェック:子どもの年齢、食事、寝具の組み合わせと、希望する食事場所を確認。客室温泉があることと、すべての客室が部屋食に対応することは別です。
メルヴェール箱根強羅|4~6人家族の客室選びと強羅駅からのアクセス
4~6人で泊まれる部屋を探しているなら、メルヴェール箱根強羅は客室の選択肢が豊富です。和室は38㎡、定員2~6名。強羅駅から無料送迎があるので、電車で箱根へ行く家族にも便利です。
露天風呂付きスイートは78㎡で最大6名、露天風呂付きロフトツインは47㎡で最大4名です。同じ露天風呂付き客室でも定員が異なるため、部屋の広さと家族の人数を合わせて検討しましょう。
ひとつ注意したいのが、客室露天風呂は温泉ではないこと。「部屋に露天風呂がほしい」のか「部屋で温泉に入りたい」のかで、選ぶ宿が変わります。
2歳以下は条件付きで添い寝が無料となり、子ども料金や子ども向けの食事設定もあります。「2歳以下なら無条件にすべて無料」と捉えず、食事・寝具を含めた予約条件を確認してください。
予約前のチェック:大人・子どもの内訳で利用できる客室、添い寝条件、送迎の利用方法を確認。6名で泊まる場合は、最大4名のロフトツインと取り違えないようにしましょう。
箱根・芦ノ湖 はなをり|子どもの食事と桃源台からの徒歩アクセスを重視
赤ちゃん・小さい子との食事が気になるなら、箱根・芦ノ湖 はなをりも候補に入れやすい宿です。夕食はビュッフェで、離乳食のほか、子ども用食器や子ども用チェアも用意されています。
離乳食は商品によって提供できない場合があります。いつも食べているものや希望の商品がある場合は、必要な内容を事前に相談しておくと、持参するものを判断できます。
桃源台から徒歩でアクセスできるため、公共交通で向かう旅行では、桃源台への到着を基準に行程を考えられます。子どもと荷物を連れて歩くことを見込み、到着時刻には余裕を持たせましょう。
予約前のチェック:離乳食の提供内容と子どもの食事条件を確認してください。食事の選択肢と桃源台からのアクセスを、宿選びの中心に据えられます。
箱根七瀬|無料・予約不要の貸切温泉を、空いているときに利用

「子どもの機嫌を見てから温泉に入りたい」という家族には、箱根七瀬の貸切風呂が使いやすそうです。自家源泉かけ流しの貸切半露天風呂が3室あり、宿泊者は無料。予約も必要ありません。
利用は1回45分程度が目安で、時間帯は15:00~23:00、翌朝6:00~10:00。あらかじめ入浴時刻を決める方式ではないため、子どもの様子を見ながら空き状況を確かめられます。
一方、予約不要は「待たずに必ず入れる」という意味ではありません。食事や就寝の直前だけに予定を絞らず、利用可能な時間帯の中で余裕を持って考えておくとよいでしょう。
予約前のチェック:貸切風呂の事前予約は不要です。到着後は現地の利用方法を確認し、1回45分程度の目安を守って使います。
ホテル南風荘|温泉露天風呂付き客室と部屋食をプランで選ぶ
部屋で温泉に入って、そのまま家族だけで食事もしたい。そんな過ごし方ならホテル南風荘です。「風の庵」など、温泉露天風呂付きの客室が複数あります。
温泉露天風呂付き客室と部屋食を組み合わせた宿泊プランがあります。ただし、客室タイプや食事場所はプランによって異なり、どの予約でも同じ条件になるわけではありません。
比較するときは、まず「温泉露天風呂付き客室」であることを確認し、次に食事場所が「部屋食」と明記されているかを見てください。部屋のお風呂だけで決めず、食事まで含めて希望する過ごし方をそろえるのがポイントです。
予約前のチェック:客室名と食事場所を、実際に選ぶプランの詳細で確認。両方の条件が記載されたプランを選ぶことで、滞在中に重視したいことがはっきりします。
条件別ならどのホテル?
赤ちゃん・小さい子との設備や食事を優先するなら
赤ちゃん連れなら、まず何があると助かるかで選ぶと簡単です。館内で子どもが遊べる場所もほしいなら箱根パークス吉野。貸切風呂と部屋食がほしいなら紫雲荘で、大浴場にはベビーベッドやおむつ用ごみ箱もあります。離乳食や子ども用の食器・チェアを重視するなら、はなをりが候補になります。
貸切風呂の使い方で選ぶなら
無料で利用時間を予約するなら紫雲荘、無料・予約不要で空きを見て使うなら箱根七瀬。箱根パークス吉野は60分3,300円で、来館当日に先着順で予約します。料金だけでなく、家族の予定と予約方式を組み合わせて比較できます。
部屋の温泉や部屋食を優先するなら
全室に源泉かけ流し半露天風呂がある弓庵は、客室の温泉を軸に選べます。部屋食も希望するなら対応客室か確約プランを確認しましょう。ホテル南風荘は温泉露天風呂付き客室+部屋食のプラン、紫雲荘は一般客室での部屋食も選択肢です。
4~6人家族や公共交通での旅行なら
5〜6人で同じ部屋に泊まりたいなら、メルヴェール箱根強羅が探しやすいです。和室とスイートは最大6名で、強羅駅から無料送迎もあります。桃源台を経由するなら、歩いてアクセスできるはなをりも候補に入ります。
条件をさらに絞って比べたい場合は、次の箱根の記事も参考にしてください。
箱根の子連れホテル選びでよくある質問
無料で貸切風呂を使えるのはどの宿ですか?
紫雲荘の「男爵の湯」は宿泊者1組40分無料で、到着後に利用時間を予約します。箱根七瀬の貸切半露天風呂は宿泊者無料・予約不要で、空いていれば利用できます。七瀬は1回45分程度が目安です。
客室で温泉に入れる宿はありますか?
弓庵は全10室に源泉かけ流し半露天風呂を備えています。ホテル南風荘にも温泉露天風呂付き客室があり、予約時に対象客室を選びます。メルヴェール箱根強羅の客室露天風呂は温泉ではないため、区別して検討してください。
部屋食を希望する場合、何を確認すればよいですか?
紫雲荘は一般客室でも部屋食が可能です。弓庵は別館全室と本館の一部客室が対応し、部屋食確約プランもあります。ホテル南風荘は温泉露天風呂付き客室+部屋食のプランを選べます。いずれも、予約する客室・プランの食事場所を確認してください。
赤ちゃんの添い寝や食事は、どのように確認すればよいですか?
年齢、食事の要不要、寝具の要不要を分けて確認します。弓庵には0~3歳の添い寝から小学生までの条件が明記され、メルヴェール箱根強羅の2歳以下の添い寝無料には条件があります。はなをりの離乳食は商品によって提供できない場合があるため、希望する内容を事前に相談しましょう。
4~6人で同じ部屋に泊まれる選択肢はありますか?
メルヴェール箱根強羅には定員2~6名の和室と最大6名の露天風呂付きスイートがあります。露天風呂付きロフトツインは最大4名です。大人と子どもの人数、添い寝や寝具の条件を入力し、利用できる客室を確認してください。
まとめ|家族が優先したいことと、客室・プランの条件を合わせて選ぼう
箱根には子連れで泊まりやすい宿がいろいろありますが、「子連れ向け」というだけで選ぶより、今回の旅行で何を優先したいかを先に決めるとぐっと探しやすくなります。
小さい子との館内時間なら箱根パークス吉野、無料の貸切風呂と部屋食なら紫雲荘、客室温泉と明確な子どもの宿泊条件なら弓庵。家族の人数と強羅駅からの移動ならメルヴェール箱根強羅、食事と桃源台からのアクセスならはなをり、予約不要の貸切温泉なら箱根七瀬、客室の温泉露天風呂と部屋食をプランでそろえるならホテル南風荘、という選び方ができます。
気になる宿が見つかったら、最後に子どもの年齢・人数・食事・寝具を入れて、実際に泊まる日のプランを確認してみてください。家族に合う条件がそろっていれば、箱根での宿時間もぐっと過ごしやすくなります。


